NISA口座、どこに開設したか忘れたときの確認方法(画像あり)

 NISAとは、株式や投資信託の運用収益が非課税になる制度

 2024年に拡充され「新NISA」として生まれ変わったことで、より活用しやすくなりました。

 当記事では、新NISAを始めてみたいけれど、

昔どこかでNISA口座を作った気がする……

NISA口座をどこで作ったかわからない!

というかたに向けて、今すぐできるNISA口座の確認方法をご紹介します!

この記事でわかること

NISAは1人につき1口座

 NISAで開設できるのは、1人につき1口座のみ。

 このため、すでにNISA口座を持っているかたが別の金融機関でNISA口座を開設しようとしても、審査の際に「すでに口座をもっているため、開設できません」と、申込みが通りません。

 これは、「昔、口座開設だけはしたけれど、一度も使っていない」といった場合も同じ。

 NISA口座の開設については、インターネット上でいろいろなキャンペーンも盛んに行なわれていますし、金融機関の店舗で勧められることもありますので、

 「そう言われても、どこで口座を作ったか思い出せないんだけど……」

というかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

 次の項目では、

・ NISA口座を開設しようとしたら、すでにNISA口座を持っているといわれて開設できなかった

・ NISA口座を開設したいけれど、以前どこかでNISA口座を開設した記憶がある

というかたに向けて、簡単にできる確認方法をご紹介します。

今すぐできるNISA口座の確認は、e-Taxのマイページがおすすめ

 NISA口座をどこの金融機関で持っているかは、e-Taxのマイページで確認する方法が早くて便利です。

 その場で確認でき、税務署とのやりとりも必要ありません。

 ただ、この方法を使えるのは、e-Taxの利用者識別番号を取得していて※、なおかつ、マイナンバーを記載した申告書や届出書を税務署に提出したことがあるかたのみ。

※ 利用者識別番号は、スマホ申告などe-Taxを利用したことがあるかたは取得済みです。当記事でご紹介する確認方法は、利用者識別番号を取得してさえいれば、番号自体はわからなくても使うことができます。

 この方法が使用できないかたは、税務署に書類を提出して確認することとなりますので、管轄の税務署に相談してみるとよいでしょう。

e-Taxでの確認方法(画像あり)

 ここからは、実際にe-Taxで確認する方法を、順を追って説明していきます。

 なお、以下に添付した画像は、国税庁e-Taxサイトのスクリーンショットです。

手順1 e-Taxにログイン

 e-Taxサイトのトップページにアクセスし、右上の「ログイン」をクリック。

 続けて、「個人の方」をクリックします。

 次に、ログインの方法が3種類表示されます。今回は、マイナポータル経由の方法を説明します。

※ マイナポータルを利用しないかたは、スマホ用電子証明書または利用者識別番号のいずれかの方法でもログインできます。

 下のような画面が出てきますので、「マイナポータルへ」をクリックします。

e-Taxサイトをスマホで開いている場合

 認証画面が表示されますので、「マイナンバーカードでログイン」をクリックします。

e-Taxサイトをパソコンで開いている場合

 認証画面が表示されますので、「二次元コードでログイン」をクリックします。

 スマホでマイナポータルアプリを開き、スマホ画面下にある「読取り」をタップしてカメラを起動。

ログイン画面に表示されているQRコードを読み取ります。

スマホ・パソコン共通

 スマホにパスワード入力画面が表示されますので、マイナンバーカードの電子証明書のパスワード(4ケタ)を入力します。

 スマホで表示された読み取りかたに従ってマイナンバーカードを読み取ります。

 読取りが完了すると、e-Taxにログインができた状態になっています。

(画面上部に「〇〇様 ログイン中」と表示されます)

手順2 e-Taxのマイページを確認

 画面の下のほうに「マイページ」と表示された場所がありますので、クリックします。

 マイページの「各税目に関する情報」にある「NISA」をクリックします。

  すると、「NISA口座開設状況」という画面が表示され、NISA口座を持っている金融機関を確認することができます

(実際は、こちらの画面を下にスクロールすると、金融機関名(〇〇株式会社/本店 など)が表示されます。)

まとめ

 いかがでしたか?

 NISA口座の確認は、e-Taxサイトで確認するのがおすすめです。

 思い立ったが吉日、事務手続きはスムーズに終わらせて機を逃さず口座を開設したいもの。

 NISA口座の非課税制度を活用して、効率的に資産形成をすすめていけるといいですね。

 この記事がそのお役にたてるとうれしく思います。

 

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