税理士試験シリーズ「簿記論」。
第15回は、無形固定資産の種類と、その会計処理を学習します。
有形固定資産との違いをチェックしましょう!
今回の記事はとても短いので、息抜きのつもりで読んでみてくださいね~。
この記事でわかること
無形固定資産の種類
無形固定資産の種類は、次のとおりです。
1 特許権・商標権・実用新案権
2 借地権
3 ソフトウェア
4 のれん
無形固定資産の会計処理
無形固定資産も、有形固定資産と同様に、減価償却を行ないます。
購入時の付随費用を取得原価に加算する点も、有形固定資産と同じです。
ただし、無形固定資産の減価償却の特徴として
① 残存価額は0円
② 償却方法は定額法が原則
③ 記帳方法は直接控除法
の3点が、有形固定資産とは違っていますので、覚えておきましょう。
なお、借地権は、減価償却の対象外です。(土地と同様に、取得価額で貸借対照表に載り続ける)
まとめ
今回の記事は、ここまでです!
無形固定資産に関しては、
特許権・商標権・実用新案権は問題文の指示どおりに減価償却
借地権は減価償却の対象外なので取得時に資産計上するだけ
なので簡単です。
問題は、ソフトウェアとのれんの処理。
これらは若干ややこしいので、次回以降、個別の記事でわかりやすく解説していきますね。
では引き続き、一緒にがんばっていきましょう。
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