法人を設立する際、法人設立ワンストップサービスやe-Gov電子申請を利用してオンラインで書類を提出すると、役所からのレスポンスがオンラインで送られてくることも。
年金事務所からは、厚生年金保険の申請書類をオンラインで提出したときや、審査が終了したときなどに、法人設立ワンストップサービスやe-Gov電子申請のマイページに通知書が届きます。
通知書をダウンロードし、いざ確認! しようとすると
画面が真っ白になったり、文字化けして開けない……?
当記事では、年金事務所からの通知ファイルが開けないときの解決方法を紹介します。
年金事務所から届く通知ファイルの構成
年金事務所からオンラインで送られてくる通知ファイルをダウンロードすると、
ZIPファイルにXMLファイル※とXSLスタイルシートが格納された状態になっています。
これらはセットで1つの書類を構成していますので、ファイル内から片方だけを移動させることがないよう気を付けましょう。
※ Microsoft Edgeでは「Microsoft Edge HTML Document」と表示されます。
年金事務所から届く通知ファイルの開きかた
年金事務所から届いた通知ファイルは、ZIPファイルを解凍後、インターネットのブラウザの設定を変更することで開くことができます。
ここからは、具体的な手順を見ていきましょう。
手順1 ZIPファイルを解凍する
ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。
手順2-1 ブラウザの設定変更(Microsoft Edgeの場合)
1 ブラウザの右上に表示されている「…」をクリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。
2 「設定」メニューから、「既定のブラウザー」をクリックします。
3 「Internet Explorer モード (IE モード) でサイトの再読み込みを許可」の項目を「許可」に変更し、「再起動」をクリックします。
4 手順1で解凍しておいたフォルダ内にあるXMLファイルをクリックします。
5 真っ白な画面が表示されたらブラウザの右上に表示されている「…」をクリックし、表示されるメニューから、「Internet Explorerモードで再読み込みする」をクリックすると、ファイルを開くことができます。
手順2-2 ブラウザの設定変更(Safariの場合)
1 ブラウザの左上に表示されている「Safari」をクリックし、表示されるメニューから「設定」を選択します。
2 「設定」メニューから、「詳細」をクリックします。
3 画面下に表示される「webデベロッパ用の機能を表示」にチェックします。
4 「設定」メニューに表示される「デベロッパ」をクリックします。
5 「セキュリティ:ローカルファイルの制限を無効にする」にチェックします。
6 手順1で解凍しておいたフォルダ内にあるXMLファイルをクリックすると、ファイルを開くことができます。
まとめ
いかがでしたか?
普段使用することの少ないファイル形式で書類が届くため、最初は戸惑ってしまいますが、一度設定方法を確認しておくと安心です。
当記事がみなさまのお役に立てると幸いです!
コメント